新築建売住宅『ウッドハウス信州』では、全棟について専門会社による地盤調査を行い、その強度により必要があれば補強工事を施したうえで20年間の地盤保証を付保しています。建物の自重により不同沈下などを起こしてしまった場合に修復工事費用などを保証するものです。
万一に地盤沈下により建物に損傷が発生した場合に対応します。
工務店・住宅会社がリスクを負う可能性のある「不法行為による賠償責任」については20年に及び責任を問われる可能性があるため、従来の10年間対応から改良し、20年間の補償適用期間を完全にカバーすることになりました。大手損害保険会社との20年間の一括保険契約によるバックファイナンスがあり、更新手続きを必要としない地盤の長期補償制度となっていてご安心いただけるものとなっています。
ただし、地震や津波などの自然災害に起因する沈下の場合は補償されませんので、別途火災保険などで対応する必要があります。地盤保証の保証料は会社が負担していますので、お客様の負担はなく20年間の保証が受けられます。
これまで、建物の自重で地盤沈下した物件の対応を2度したことがあります。平屋の大豪邸で屋根は全て日本瓦という立派な邸宅でしたが、地盤改良がまだそれほど普及していない頃に建築したためにその重さで長い時間をかけて沈下したものです。地盤保証もなく、また修復費用が莫大でしたので敢え無く取壊しをして売却という結果となりました。
もう1件は軟弱地盤が想像できる温泉街にある一戸建て住宅で、建築して数年で傾き始めたとのことでした。しばらくはそのまま住んでいましたが、いよいよ体調を崩してきたのでご売却という決断に至りましたが、予想通りの低価格での売却となりました。
現在の建物基礎はいわゆるベタ基礎となっていますので、よほどの軟弱地盤でもない限り地盤沈下は考えにくいでしょう。それでも20年の保証はご安心いただけるのではないでしょうか。