地元の不動産会社はセカンドオピニオン的役割

新年あけましておめでとうございます。本日より営業開始となりますので、本年もご愛顧のほどお願い申し上げます。

昨年の漢字一文字は「戦」ということで、なんだか物々しい感じもいたしますが、字の雰囲気的には気を引き締めて参りたいといったところでしょうか。

お蔭様で弊社にも少しづつではございますが、不動産の売却相談が来るようになりました。知人や友人、取引先からであったり、ネット検索でピックアップいただいてのご相談というのもございます。もちろん初めてのご相談ということで、情報収集といった感じのお問い合わせがほとんどです。

今やネット一括査定サイトが横行しておりますので、不動産の売却査定も随分と身近で容易になったものです。閉鎖的なイメージが強い不動産業界が身近になり、売却を検討している方々も様々な角度から情報収集できるようになったことはとても良いことだと思います。

ただ、売却の依頼を受けたいがために、現実的ではない査定価格を提示する会社もあり、不動産ポータルサイトにも時々首をかしげるような販売価格で掲載されている物件を見かけます。内々でお値引きに応じるのかは不明ですが、結局は売主の期待を裏切ることになってしまうのではないかと、いらぬ心配をしてしまいます。

先日も一括査定サイトを利用したお客様からご相談がありましたが、見たところ妥当な査定額を提示している会社はございませんでした。高く売りたいという売主の希望に沿うのは当然ですが、売却するのが最終目的ですので、ある程度は現実的な価格でないと売却は難しいでしょう。

高く売るためには、ただ単に価格を釣り上げるだけでなく、近隣相場や物件固有の状態や販売方法などについて検討しながら、あるいは付加価値を付けてご提案していくものだと考えております。随時ご相談を承っておりますので、本年も宜しくお願いいたします。