先日に運転免許証の更新手続きに行って参りました。優良運転者や高齢者運転講習受講済の方々は松本警察署等でも手続きが可能ですが、一般運転者は免許センターにてということで塩尻市にある免許センターまで出かけて参りました。

全日本交通安全協会交通教本より
全日本交通安全協会交通教本より

多くの方にとって、公私ともに必須である運転免許証、更新手続きをする度に当たり前にいただけるとは思わないようにしたいものですね。誰にでも起こり得る違反や事故により免許が失効するということも十分に考えられます。

記憶に新しい東名高速道路で発生した、あおり運転による悲惨な交通死亡事故ですが、あおり運転が社会問題化したことから妨害運転(あおり運転)に対する罰則が令和2年6月より施行され罰則が創設されて、さらに免許の取消処分の対象に追加されました。

交通の危険のおそれの度合いにより、3~5年の懲役または50~100万円以下の罰金、さらに25~35点の違反点数となり一発で2~3年の免許取消処分となります。前歴や累積点数がある場合には欠格期間が最大で10年間に延長されます。

また令和元年12月には、携帯電話使用等の違反に対する罰則も強化されています。いわゆるながらスマホによる交通事故が発生したことから、罰則の強化とともに同違反に係る基礎点数および反則金の額が引き上げられました。

内容は上の図のとおりですが、スマホを見ていただけで違反点数が3点、罰金は普通車で18000円とは笑えないですね。お恥ずかしながら自身の直近の違反もこの携帯電話使用による違反でございました。プライベートの着信を受けたその目前にお巡りさんがいて言い訳無用でした。

よもすれば誰にでも起こり得る違反や違反による交通事故です。松本市は道路が狭く一方通行が多いので、ついイライラしてしまって・・・最悪の事態を想像すると恐ろしくなりますが、免許の更新を受けて改めて安全運転に対する意識が高まりました。皆様も安全運転参りましょう。