先日に、関東甲信越地域も梅雨入りしたということで、普段あまり雨が降らない松本市内も連日しとしと雨が降っています。気圧が低く湿度も高いので何となくいつもより体調が悪いような気がしますし、洗濯物も乾かず気が滅入るような日々です。
この時期はツバメの産卵期ですので、お店の入口付近など人通りの多い安全な場所にちらほらツバメの巣を見かけますが、今回ご案内した建売住宅の玄関先にも巣作りが始まっていました。まだ産卵していないようでしたので、早めに対処するように販売会社に連絡しておきました。
何度かブログでお伝えさせていただいておりますが、卵やヒナがいる野鳥の巣を撤去するという行為は鳥獣保護管理法により禁止されていて、違反した場合には1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性がありますので注意しましょう。
雨があがる様子もなかったので、玄関ポーチを汚さないようにと近くのスーパーで段ボールを調達して向かうことにしました。物件の案内をする際にはまずは玄関先がキレイということは最低条件だと思いますのでほうきと雑巾は常備しております。
玄関ポーチとたたきに段ボールを敷いてそこで靴を脱いでいただきます。ちなみにたたきというのは本来は建築用語で、三和土と書きます。文字通り3種類の材料を混ぜて作る建材でこれらの素材をたたいて固めることが由来ですが、土間と同様に靴を脱ぐ場所として使わるれこともあります。
最近の建売住宅は2025年の省エネ適合義務化に向けてその性能も進化しております。今回の物件も既に省エネ基準を満たしていますので、国交省のエコすまい給付金の対象となります。ただ申請期限や給付枠があるため確約はできないこともご説明しないといけません。
建売住宅は立地がある程度希望に近ければ、その価格が魅力ということには変わりありませんが、性能面も充実しているとなれば、満足度は一段とアップするでしょう。さらにアフターサービスも充実していればきっと後悔することはないでしょう。
以前は中古住宅を検討されていた今回のお客様も、新築建売住宅も視野に入れて検討を始めました。ご予算内で収まるようであれば検討したいということで、総額費用、ランニングコストや住宅ローン控除、まだ間に合う可能性のある給付金も加味してご提案させていただきたいと思います。