不動産の買取り査定価格は会社によってさまざま

2024年1月18日

不動産を売却する方法のひとつに不動産会社等に直接買い取ってもらう買取りという方法があります。売却の際の手間や時間、売却後も面倒がなく、また仲介手数料が発生しないなどメリットはいくつかあります。一方市場価格に比べて安くなることはデメリットと言えます。

不動産会社の仲介による査定価格は一般市場の状況も鑑みて決定いたしますので、会社によってさほど差は出ないはずですが、中には取り扱いを独占したいがために、かなり高い価格を提示する会社もありますが、いづれにせよそれなりの売却価格に落ち着くことが多いです。

不動産会社が市場を介さずに直接買い取る場合の査定価格は、販売価格の設定や利益率といったその会社のルールや方針、物件の在庫状況など社内の事情によって、中古住宅であれば場合によっては買取り価格に〇百万円以上の差が出ることもあります。

販売価格の設定は当然に市場の動向を鑑みて決定いたしますが、需要の高い地域や近隣での高額販売実績等がある場合には強気の価格設定にする会社もあり、同じ物件でも何となく一般的な価格設定をする会社とはかなりの差が出る結果となります。

利益率については各社考え方はそれぞれですが、例えば在庫がない状況であれば販売実績を作りたいという理由でかなり利益率を抑えた査定を出す会社もあります。とは言え様々なコストは発生いたしますので多くの会社は最低利益額を設定しています。

中古住宅を専門に取り扱う会社や分譲マンションを専門に扱う会社などもございますが、扱いには手慣れていて売却を急ぐ場合には相談してみても良いと思います。それでも会社によって買取り価格は異なりますので多少の手間暇をかけて比較検討できれば尚良いでしょう。

またいきなり相談するのは憚れるという方は、馴染の不動産会社や地元の不動産会社にも相談してみても良いでしょう。弊社でも買取りの検討をさせていただいたり専門会社に取り次ぎするなどして比較検討のお手伝いをさせていただきますので是非ご利用いただけたらと思います。