不動産売却、より高く売るには時間と労力が必要

2024年9月16日

不動産の売却を検討する場合は、不動産会社の仲介により一般市場で売却する方法、不動産会社に買い取ってもらう方法、あとは個人間で知人等に売却する方法等が考えられます。価格の面だけで言えば、一般市場で売却する方法が最も高く売れる可能性が高いと言えます。

最も高く売れる可能性の高い一般市場での売却ですが、まずは参考までに不動産会社に売れる可能性の高い価格を算出してもらってそれをベースに検討します。その価格があまりにも高額の場合はその不動産会社が仲介の仕事を取るためだけの査定価格という可能性が高いので注意が必要です。

一旦は市場に出したところで相手にされず、大幅な値引きを提示されたりしながら間もなくして不動産会社から値下げの相談があることが予測されます。値下げを始めるとまだまだ下がるのではと勘繰られて、最終的には相場より安い価格で売却というような結末もよく聞きます。

土地であればまだしも、中古住宅の場合だと現地見学の段取りや質問のやりとりが必要だったり、その都度値引き交渉が入ったりもします。、草刈等の管理まで請け負ってくれる不動産会社は少ないので、売却までには定期的な管理が必要となります。見栄えも少なからず価格に影響します。

一般市場での売却価格設定はとても難しい面があります。相場だけでなく物件特有の長所や短所がありますので、過去事例など参考にしながら決めますが、いづれにしても適正価格というものはございますので、そこら辺はよく不動産会社と相談する必要があります。

より高く売れる可能性が高い一般市場での売却ですが、価格以外は不動産会社に買い取ってもらうほうがメリットは多いでしょう。ある程度納得のいく価格であれば売却までの時間も早く古い建物や草木や残置物もそのままで売却できることが多いので労力はほとんどかかりません。

労力を惜しまずじっくり時間をかけて売りたいという方も、参考までに不動産会社に買取り価格を相談する労力もかけましょう。すべての不動産会社が買取り業務を行っているわけではないので事前にホームページ等で自社売主物件があるかくらいは調べてから相談に行くようにしましょう。

弊社でも買取相談、市場価格での売却相談ともに行っておりますのでお気軽にご相談ください。