松本市では移住推進課という部署が窓口となって、移住者を積極的に受け入れています。窓口相談だけでなく、メールやオンラインでの相談も行っています。また東京、名古屋、大阪には長野県への移住相談窓口があって松本市の資料も置いています。

弊社も松本市役所と連携して相談窓口という立場で関わっております。移住者が営むお店というリーフレットでも紹介されていて、市役所の窓口へ相談に行った方が、不動産や住まいについて相談したい時などは弊社へご案内いただくこともあります。

会社等を勇退されて第2の人生を松本でという方や、自然に恵まれた信州で子育てがしたいというご夫婦や、登山や山岳写真、ウィンタースポーツ等の趣味が高じて移住を考え始めた方など様々な理由で移住の相談に来られます。

弊社では仕事柄、住まいや不動産のことに関してのご相談がメインですが、松本市へ住み始めて間もなく10年目に突入いたしますので、気候や風土、生活環境などについても経験上や聞いた話の範囲でお話させていただきます。

先日も30代のご夫婦が市役所から紹介されたということで、8ヵ月の女の子を連れて移住相談に来られました。ご主人は仕事もこれから探すということでしたが、奥様はある程度リモートワークが可能な職種で月に1~2度東京に出向くそうです。

松本市でボランティア活動をされたこともあり、知人も何人かできて仕事や住まいの相談もできるそうですが、専門家である不動産会社の見解も聞きたいということでした。エリアの特徴や家賃相場、物件探しや手続き、慣習的なことなどをお話させていただきました。

移住される方の中には、ある程度土地勘があってローンも含めて資金の調達が可能な方は、中古マンションや新築建売住宅を購入される方もいましたが、ほとんどの方はまずは賃貸住宅住んで将来に備えるという選択をされます。

弊社では賃貸物件の取り扱いはございませんが、不動産のポータルサイト等を見ながら物件についてのご相談やアドバイスをさせていただきます。具体的に行動を始めるということであれば取引実績のある賃貸専門の担当者に取り次ぎさせていただくこともあります。

メディアなどでは移住の成功談のような話が多いですが、実際は気力も体力も使う一大イベントです。少しでもストレスが軽減されるようお手伝いをさせていただき、将来にマイホーム購入等の機会には弊社を思い出していただき、あらためてご相談にお越しいただければと思います。