5年程前、弊社開業後の間もない頃に、松本市内でご自宅の購入のお手伝いをさせていただきました。お仕事もひと区切りされて、東北地方から次の職場の異動に伴う移住ということで、ご夫婦お二人で住む家を探していたところ、弊社でご紹介させていただいた物件を気に入っていただきご縁をいただきました。

寒い東北地方から松本市への移住ということでしたが、松本市の方が底冷えを感じるが気候は穏やかで雪も少なくて気持ち的にも楽というようなお話をされていました。豪雪地域にお住まいのころはマンション住まいだったので雪掻きの苦労はあまりなかったので、引き続きそれほど心配ないので安心されていました。

新居のお引渡しから約5年、実家じまいするのでお手伝いいただきたいというご連絡をいただきました。お引渡しの際に何となく話されてたような記憶が蘇りましたが、あまり覚えがなかったにもかかわらずご連絡いただけたのはとても光栄です。

不動産の購入はもちろん、どちらかと言えば売却業務の方が多い弊社にとっては是非ともというところでございます。相続登記情報からだとは思いますが、数社から売却依頼のダイレクトメールが届いたそうですが、それでも弊社を頼りにご連絡いただけたのは売買専門業者の冥利に尽きます。

今は誰でも法務局で相続登記の情報が取得できますので、見知らぬ業者からダイレクトメールが届くことは不思議ではありませんが、突然届くと戸惑う方も多いかと思います。そのためか来年の10月頃には登記情報からダイレクトメールが送れないような仕組みができるようです。

ご相談者さんの単独名義になっていましたので売却もスムーズに行くかと思われましたが、ご兄弟の一人が時々は親戚が集合する場としてしばらくは残しておきたいとのことでした。業者として口を挟む訳には参りませんので、これまでの経験や事例をお話するに留めておきました。

例えば、実家を残すとなると固定資産税や修繕管理等の費用や役割分担の話し合いが想定されます。そう年に何回も集合することは考えづらいので、それならホテルや旅館を手配して集まった方が、楽しみでもあり効率的ではないかというお話に落ち着いた方もいました。

今回のご相談者の方も同じような話し合いの結果、売却する運びとなりました。建物は取り壊して話がぶり返さないようになるべく早く、適正な価格で売却したいというご要望にお応えすべく販売活動に入らせていただきました。譲渡税の申告の際には空き家特例の申請もお忘れなく。