新築住宅を購入するか中古住宅にするかと言われれば、価格が変わらなければ新築住宅と即決しそうなものです。新築住宅であれば建物の内外部の劣化の心配がなく、ある程度補修が必要になってくる時期も想像がつきますが、中古住宅となれば特に目に見えない部分は状態が不明確です。

住宅を購入する際の主な条件は立地と価格です。これ以上ない希望に近い立地で価格も予算内であれば、中古住宅でも候補になるでしょう。ただし損傷が激しく多大なリフォーム費用が発生するとなると話は別ですが、DIYに自信のある方であれば候補になる可能性は高くなります。

逆に新築住宅で立地は希望に近いとは言えないものの、許容範囲であれば候補になる可能性は高いでしょう。ただし建物のデザインや間取りに拘りがある場合は候補から外れる可能性があります。松本市内でも販売されているローコスト系の分譲住宅のデザインが受け入れられない方も実際にいました。

ローコスト系の新築分譲住宅は価格を抑えるためにどうしても単一的で無機質なデザインになりがちです。室内に至っても床や壁のデザインも統一されていてほぼ一色仕様です。建具も大量生産されている標準品などを使用していますので、どうしても殺風景になりがちです。

一方で中古住宅は当然にそれぞれの個性があって、所有者の感性やこだわりが垣間見られたりもします。松本市内でも多く出回っている中古住宅を専門会社がリフォームして販売している物件などは、中古住宅であることはすぐに分かりますが、室内はまるで新築と見間違えるほどリフォームされています。

水廻りは全て新品と交換、床や壁も張替えを施していることが多くとてもキレイになっています。これまで見てきた物件についていえば、屋根や窓サッシまで交換しているケースは少ないですが、屋根は全て塗装していることが多いです。窓サッシは使える場合はそのままで内窓を設置することもあります。

先日にご案内したお客様も、最初は新築住宅をご案内したのですが、最終的には立地と価格あるいは建物外観もお気に召された中古住宅に決められました。業者がフルリフォームしている物件でしたので室内はまるで新築さながらです。窓は1階だけ交換してありましたが、2階の利用は少ないということでご納得です。

天井点検口と床下点検口がありましたので、断熱材や水回りの配管新設なども確認していただきご納得の様子でした。価格も最初に見た新築住宅より安かったこともあり、外構や家電に予算が回せるということでご満足の様子でした。引き続き引渡しに向けてお手伝いさせていただきます。