雨の日は何もなくても憂鬱ですよね。靴は汚れるは洗濯物は乾きにくいはで、気が滅入ります。

車がキレイになって良いなと思うこともありますが(笑)。

☔ 朝の7時頃に突然の電話「家の中で雨が降っている」
中古売マンション「アコール並柳」802(洋室)

新築分譲住宅をご購入いただいたお客様からの一報でした。寝起きでどういう状態を言っているのか理解できずに、とりあえずお客様のおうちに直行しました。

すると何と・・・ほんとに家の中で水が落ちてきていたのです。場所はクローゼットの中の天井部分でした。

布団や洋服が濡れてしまっていてショックを受けていました。当の私もショックでしたが、とりあえず天井裏を覗いてみると、断熱材がめくれあがっていて機能していなかったのです。

さらに悪いことに部屋を閉めきって、石油ヒーターを付けっ放しでご就寝されていました。天井の冷えた部分の水分が冷えて結露してしまっていたのです。

⛄ 断熱材は材質はもちろんのこと、施工がきっちりされていないと意味がない。
建築中、丁寧に施工されている断熱材
丁寧に施工されている断熱材

いくら最近の断熱材の材質や機能が上がっていても、きっちりと施工されていないとちゃんと悪い結果として出てくるものです。

座布団のような断熱材、俗にグラスウールやロックウールと言われるものはとても有効な材料ですが、隙間が空きやすいのでしっかりと施工されているのが前提です。

家を建てられる方は、是非とも断熱材が施工された段階でチェックされることをおすすめいたします。

先程のお客様には、お詫びのうえ状況を説明して、きっちりと再施工させていただきました。それ以降はご連絡がなかったので安心しました。本当にご迷惑をおかけいたしました。