さて、今月末に売買契約の決済(引渡し)を控えております。
そんな決済にまつわる失敗談といいますか、とても歯切れの悪いイベントとなってしまったお話をさせていただきます。
売る方も買う方も人生においての大きなイベント(セレモニー)になるであろう決済日。
そんな決済日を変更することで、とても嫌な感じで終えたことがありました。
その決済は、売主様も買主様も個人のお客様でした。
売る方は高く、買う方は安くの中で、何とか折衷案のような形で無事売買契約が締結されました。
折衷案というのは、価格的にはどちらかというと買主様のご希望に近かったのですが、決済の日時(お引越し時期)を売主様のご希望の日時に合わせたような、そんな感じで双方合意といったような内容だったと記憶しています。
中古住宅の売買でしたので、引越し後に多少の手直しは、買主様が入居されてから行うということで、クリーニングだけ入れて入居するという段取りでした。
売主様は引越し先でとりあえず賃貸アパートを借りて、ゆっくり次の住まいを探すということでした。
決済日1週間程前になって、買主様から、引越しの準備が間に合わないとのことで、決済日時の変更希望のご連絡がありました。
2~3日の遅れでしたので、特に深く考えずに、売主様始め各方面の段取りを済ませて事なきを得ました。
安心していたのも束の間。またもや買主様からの日時変更のご依頼がありました。さすがに私も面倒だなと思いながら売主様にお伝えしたところ・・・予想通り(今思えば)激高!
すぐにご自宅に飛んで行って、事情を説明して何とか気を静めていただいたような感じでした。お引越し先の賃貸契約の都合もございますし、なにより自宅を手放して引っ越すことのストレスもあったでしょう。
買主様の都合をそのままお伝えしてきたことを深く反省いたしました。双方にとってとても重要なイベントであり、様々な方の段取りもございます。
決済日時はそうそう簡単には変更してはいけないものと、当時は深く反省したものでした。以降は、重要なイベントとして肝に銘じて対応させていただいています。
約束は守る!当たり前のことですが、今年も目標の1つにしたいと思います!