先日、土地を仲介させていただいたお客様の地鎮祭に参加して参りました。
その土地の守護神を祀る安全祈願の儀式ですが、ほとんどの方が実施されていますね。時々、ご親族様の土地に建築される方などで、簡易的にされる方もいますが・・・。
土地から購入して新居を建築する機会というのは、一生に一度あるかないかという方も多いことでしょう。
この日は天気も良く、とても爽やかな陽が差し込んでいました。少し肌寒かったですが、お子様たちも何となく厳かな雰囲気を感じていて、宮司様のお言葉を静かに聞いていました。
建築する会社様の現場監督さんと、間取り等を打合せするコーディネータ―さんもご参加されて、施主様と工事関係者の安全祈願をいたしました。仲介業者の私もご縁とばかりに神事に参加させていただきました。
新築建売住宅を販売していた頃は、土地の四隅に塩を撒いて、簡易的に工事の安全を祈願する儀式をやっておりました。ですので、砂を盛って鎌(かま)、鍬(くわ)、鋤(すき)で砂山を掘る儀式まではしていませんでした。
お施主様、施工者、設計者などが盛り砂に向かってそれぞれの道具を振りかざして「エイエイエイ!」と3回発声して砂を掘ります。思わず力んで大きな声が出てしまいましたが、縁起事ですので多少は声を張ったほうがよいとのことです。
無事に儀式を終えて、お施主様が宮司様への謝礼(玉串料)を納めて解散となりました。
多少の費用3~5万円が必要ですが、家族での良い思い出にもなりますので、迷っている方は是非とも行うことをおすすめします。
棟上げの儀式にも都合が合えば参加したいと思います。