不動産屋さん、特に売買を主な業務とする会社の方々からは、色々なジンクスをお聞きします。
自身の経歴の中では特にジンクスを意識したことも感じたこともないですが、業界の大先輩からお話をお聞きした時はなるほどと感じたものです。
㊗千に三つしか契約にならないというジンクス?
不動産業に携わって間もない頃はよく、千三(せんみつ)という言葉を耳にしました。
不動産という大きな買い物は1000件の問い合わせのうち、せいぜい3件くらいしか成約にならないという例えです。
多少大げさなような気もしましたが、ちょっとした興味本位の問合わせも含めると、1000件とまでは言いませんが何となく数十件くらいにはなるのかなという印象です。
あと千三には他のいわれもあります。不動産屋さんの言うことは、1000のうち事実は3つくらいしかないという、これまた恐ろしいほど嘘つきというレッテルが貼られたものですね。
どうも宅建業法が施行される以前の不動産屋さんの言動が、嘘八百だったのを皮肉って言われ出したようですが、大きな金額であるがゆえに、多少のリップサービスも含めての言動が目立ったのでしょう。
このようなことが不動産屋は怪しいというイメージを持たれることになっていたのでしょう。
免許制になってからは法律のもと規制も厳しくなり、悪質な業者さんは激減しましたが、何となく良いイメージを持たない人もまだいるのは事実です。
💧水曜日が休みの不動産屋が多いのは
弊社も水曜日を定休日とさせていただいていますが、業界が長いので水曜休みをベースにした生活に慣れてしまっているので、あまり深く考えずに決めました。
ご案内や契約が週末になりがちなこともありますが、最近はあまり週末に偏っていない気がします。働き方が変化してきたことが影響しているのでしょう。
水曜日には「水」という字がありますので、契約が水に流れる、つまりは白紙になってしまうというイメージから水曜日を休みにするという業界のジンクスということで、ジンクスを大切にしがちな業界に浸透していったようです。
最近は働き方の変化により、土日や祝日を定休日にしている不動産屋も増えてきました。実際、水曜日には業界の方からの電話が多いような気がします。
携帯に転送していますので応対はしますが、よほど急用でない限りは後日に対応します。
ただ、ご見学希望の連絡があった場合には動ける状態であれば対応するようにはしています。
タイミングが重要な仕事ですので、あえて不定休としている不動産屋さんもありますが、メリハリも大切だと思いますので、今後も柔軟に対応していきたいと思います。