子育て支援と二酸化炭素削減(2050年カーボンニュートラルの実現)の観点から、新築住宅(一定の改修工事も含む)の省エネ性能に応じて支給される補助金です。
これから新築や新築建売住宅の購入を検討している方々は是非とも利用してください。
👪分かりやすくもらいやすい!?
これまでも住宅エコポイントやグリーン住宅ポイントといったような補助制度があり、いつの間にか期限が来て終了となっていたような気がします。
そんな過去の制度の最新版とも言える今回の補助金事業は、新築住宅に一定の省エネ性能が認められれば現金で支給されますので、比較的利用しやすくなっていると言えます。
最大100万円の補助を受けるにはZEH(ネットゼロエネルギー住宅)仕様にしなければいけないので、多少ハードルは高く住宅価格も高額になると思いますが、60万円補助の対象住宅は、例えば断熱等級4という条件であれば最近は新築建売住宅でも条件を満たしている建物が多くなっています。
ということで新築購入を検討している方は、住宅ローン控除率が引き下げられたこともありますので、是非とも補助金を受けたいところですね。
🏠新築を購入する子育て応援制度
中古住宅や中古マンションは対象外となっています。
また建物の面積は50㎡以上とされていますので、新築マンションでも、最近は特に小さく区分されている物件も多いので注意しましょう。
また新築住宅であっても、1年以上経過したいわゆる未入居物件は対象外になります。建売分譲住宅の購入を検討する際には、販売会社に完了検査日(完成日)を確認するようにしましょう。
子育て世帯とは補助金申請時点において18歳未満の子を有する世帯で、若者夫婦世帯とは同じく申請時点において夫婦でありいづれかが39歳以下の世帯で、いづれかの世帯条件を満たせば補助金が受けられます。
申請期限は令和4年10月31日となっていますので、それまでに請負契約なり売買契約を締結する必要があります。注文住宅の場合は令和6年12月31日までに完成していれば補助金を返還しなくてもよいとなっています。
子育て応援という意味では、中古住宅にも適用していただきたいような気もしますが、あくまでも新築住宅の普及?圧力かはわかりませんが、対象世帯の方々はこの機会に新築購入を検討してみてはいかがでしょうか。