弊社は、不動産の売買仲介をメインとした業務を行っておりますが、開業当時からご縁があった貸家オーナー様と賃貸のお仕事をさせていただきました。
買うにしろ、借りるにしろ、当然現地の見学は行います。
売買に比べて賃貸業務においてはリモート化が進んでいるとは言え、最終的には現地を見てご判断することにはなります。
例えば、遠く離れた場所の投資用のワンルームマンション等であればリモート内覧にて、ある程度現地の不動産業者にお任せして決断するということもあるかも知れませんが、自身が使用するとなれば、なかなかリモート見学でご決断という訳にはいかないのではないでしょうか。
リモートも活用しながら、見学する頻度を軽減するという効果には期待できますが、現地の雰囲気は現地に行かなければ感じることができません。
不動産業務が完全にリモート化される日はくるのでしょうか・・ご相談事や重要事項の説明などは弊社もリモート対応できるよう準備はしておりますし、今後スタンダードになってくるとは思います。
3~4人家族の方を何組がご案内させていただきましたが、やはり広すぎて持て余すという感想でご入居には至りませんでした。
家賃がとんでもなく安ければ別ですが、一戸建てなりに10万は下りませんでしたのでそれもあったかと思います。
そんな折に、とある事業者の方が共同生活で使用したいとのご連絡がありました。
特にそこでご商売をされるわけではないので、ちょっとした大家族が入居するようなイメージですね。
早速、オーナー様に相談しましたら、一般的なご家族の入居を想定されていましたが、騒音や臭いが出ないのであれば良いということで、無事入居が決まった次第であります。
なるほどこういう使い方もあるのだなと思いました。
事業者としてご利用になるので、防災や防犯の関係の諸条件をクリアしなければいけませんでしたが、特に大きな改修も必要なくご利用いただけることになりました。
住宅ローンはもちろん、家賃も長く負担すれば大きな金額になりますよね。
基本的には売買と賃貸での業務にはさほど差がないなと感じた次第でした。ご入居おめでとうございました!