最近のシンプルなおうちにはあまり付いていないような気がしますが、洋風の住宅が流行り出した頃には、天窓をよく見かけたような気がします。
天窓の魅力は、何と言っても部屋が明るく開放的になることではないでしょうか?
住宅を建築する際には、法律上、光を採るために窓を設けなくてはいけませんが、天窓があると他の窓は比較的小さくしても基準を満たすことができるでしょう。トップライトとも呼ばれる天窓は、光を取り込むにはもってこいなのです。
さらに、天窓より少し低い位置に窓を設けると、気持ちのいい風が通り抜けて換気にも活躍しそうです。
天気のいい夜には星空が見えて、プライベートシアターのような気分で眺められるのも嬉しいですね。満月が見えたりもするでしょうし、何だかロマンティックな感じですね。
もちろん屋根に穴をあけて施工するのですから、雨漏りの可能性があるのは否めません。
ただしかし、しっかりと施工されていれば、屋根の一部という見方もできるので、雨漏りの可能性は各段に下がるでしょう。設置する業者さんも、雨漏りの心配だけは避けたいという気持ちはあるでしょうし、屋根工事同様にきっちり施工されていればさほど心配はないかと思います。
雨漏りもそうですが、雨の音が気になったり、あまり薄い窓だと断熱性も低下して、光熱費が無駄になるといった心配も否めませんので、設置する際には多少は費用をかけても断熱性の高い窓にしたほうがよいでしょう。
あと、お掃除も大変なので、汚れが付きにくいガラスを選ぶようにしたいですね。
天窓に限らず、おうちはメンテナンスが必要です。屋根のメンテナンスと併せて天窓も定期的にメンテナンスすることが必須となるでしょう。
快適さのためには多少の苦労も必要ってところでしょうか・・。