もう梅雨入りなのでしょうか?近畿地方では10年ぶりに最も早い記録を更新したようですね。このペースだと、松本市も6月初旬には梅雨入りとなるのでしょうか。
そんな雨続きの日に、屋根に落ちる雨の音が気になるとのご相談をいただいたことがありました。
古い家には時々トタンの屋根が使われていますよね。
ガルバニウム鋼板もトタン同様の金属性なのですが、トタンの欠点である錆びやすいという特徴を改善して作られた商品とも言えるでしょう。
日本ではまだそれほど歴史は長くなく、1990年代頃から使われ始めたと思います。
アルミニウムと亜鉛の混合材で、軽くて耐火性や断熱性にも優れており、カラーバリエーションも豊富で、今でもとても人気のある建材ですね。
地震大国の日本においては、軽いという特徴が支持されている要因なのかなと感じます。
あと、施工もやりやすいので、リフォームの際に採用される方も多いようですね。施工がやりやすいということは、価格も抑えられるということになりますので、人気がある訳ですね。
屋根から外壁から全て、ガルバニウムを採用している家も時々見ますが、見栄えがしておしゃれですよね。
とても支持されていて、人気のあるガルバニウム鋼板ですが、雨が降ると瓦やスレート系の材料に比べて雨音が多少気になるかもしれません。金属性ですので、雨が当たるとカンカンカンという音がします。
外にいて耳を澄ませばという感じではありますが、家の中にいるとほとんど気にはなりませんでした。
しかし、それぞれの感じ方には個人差がありますし、その音がどうしても気になるというご相談を受けたことがありました。ご自宅の2階に上がって、一緒に耳を澄ましてみましたが、確かに気になるような気はしましたね。
まだ入居して1週間ほどでしたので、施工不良といった欠陥でもないので、しばらくは様子を見て、慣れないようでしたら屋根の貼替えを検討しましょうということにいたしました。
後々に後任の担当の方に聞いたところ、また別の相談で対応しているということでした。音には慣れた?のでしょうか・・忘れたのでしょうか・・少し安心いたしました。