建物の解体工事は慎重に慎重を重ねて行われます。それでも何かしら問題が発生するのも事実です。
先日、お手伝いしている現場の解体工事がそれほど問題なく行われたのですが、最後になって隣地の方から駐車場部分の土間が壊れているということで、お話合いすることになりました。
👷ブロック塀解体の際に壊してしまったようです
ブロック塀と駐車場の土間がかなり近接していたので、かなり難しい工事だったことは予測できます。
空洞になっている部分は埋め戻すのですが、道路側の土間の一部が壊れてしまっていました。
そこについては壊したという証拠がなく、さらに解体工事を行った会社さんが工事を終えて間もなく会社をたたんでしまっていて、何ともやりようのない状況でした。
お隣さんの憤りも理解できますが、こちらとしても出来ることと出来ないことがありますので、壊してない部分までの工事はできません。
ただしかし証拠がなく責任を追及できる先もなくなっていますので、最大限、お隣さんのご要望にお応えして補修する運びとなりました。
幸い、発注元の工事保険を使えるということでしたので、金銭的には双方の負担なく済みそうですが、これから新築住宅を建築販売する予定ですので、しこりが残らないようにご理解いただくことが大切です。
問題が起こるとその場で解決しておかないと、お互いに人が代わったらまた火種を作るようなことがないように、書面で残しておくことも必要なケースもあります。
🚛掃除をお手伝いしたこともありました
以前に解体をお願いした現場の様子を見に行った際に、解体業者さんの社長が何やら近所の方とお話をされていました。
ご挨拶がてら会話に入れていただくと、近隣の道路に工事現場に出入りする車両のタイヤの泥痕がついているというご相談というかクレームでした。
もちろんその日の現場が終わり次第に、毎回掃除をするのですが、そのご近所さんの虫の居所が悪かったのか、今すぐに掃除してほしいということでした。
少しお酒の臭いもしたので、事が大げさにならないように、結局たまたま居合わせた私もお手伝いして道路の泥痕を水を撒いて掃除することになりました。
ご迷惑をかけているのは事実ですが、少し無理強いを言われて、解体業者の社長も終始不機嫌な様子で仕方なく掃除していました。
工事のご挨拶の時には特にそのような注意や要望はなかったということで、たまたま騒音やらが気になり初めて、お酒?はわかりませんが居合わせた人間に注意したら、たまたま解体業者の社長だったということだったのでしょう。
いづれにしてもどんな工事でもご迷惑をお掛けすることもございますので、ご近所の方々につきましては今後ともよろしくお願いいたします。