先日、ご縁があり松本市内の土地を弊社にて購入する運びとなりました。

田園風景の広がるとても気持ちの良い場所ですが、原則建物建築が制限される、市街化調整区域に位置します。ただしこの地域は、松本市の条例で一般住宅や小規模店舗などは建築が出来る区域に指定されていますので、一般住宅用の販売用地として購入いたします。

松本市笹賀H.I.C不動産売土地

土地購入にあたり、境界の確定測量と建物建築の承認を得るための許可が下りることを条件として売買契約を締結させていただきました。確定測量も許可も最低1ヵ月程度の時間は要しますので、契約日の翌月末日を最終の購入日とさせていただき、契約日当日に、土地家屋調査士さんに各種手続きを依頼して進めていただくことといたしました。

その後、仲介会社のご担当者から状況確認の連絡があり、手続きを進めている旨のお話させていただきましたが、念のため土地家屋調査士さんに状況確認の連絡をしたところ、許可の関係の手続きを進めていないことが判明しました。許可申請に必要な書類の要求はなかったものの申請の準備はしているものと思っていましたのでびっくりです。

依頼の伝え方が弱かったのか、単に聞き逃していたのか、とにかく時間は経過していきますので、大慌てで書類を準備することになりましたが、お約束の購入日には間に合わなくなり、売主様と仲介会社様にはご丁重に延期のお願いをする結果となってしまいました。

不動産の売買で決済日を延期することは、よほどの事情がない限りあってはならないことです。今回は弊社が買主ということで、お客様が購入する売買に比べて多少は融通は効くところではございますが、売主様や仲介会社様には多大なご不憫をお掛けすることになったことは真摯に反省いたすところです。

土地家屋調査士さんにも最優先で進めていただき、無事に気持ちよく決済日を迎えられるようにしたいと思います。