2020年4月に開業して今年は5年目の年を迎えました。不動産(宅建)業社には免許の更新という制度があり、5年に1度免許の更新を迎えます。違法行為があったりほとんど実績がなかったり有効期間を過ぎていなければ、書類の提出により更新がなされ、免許番号の前の数字がひとつ増えます。
弊社はまだ開業5年目ですので、長野県知事(1)5683号ですが、来年の5月29の有効期限をもって更新すれば(2)となります。この数字は長く続けられている証となり信用にも直結しますが、中には数字の大きい会社を引き継いだだけで中身がない会社もあります。
バタバタと開業してからおかげ様で節目の5年目を迎えることができて大変嬉しく思うとともに、業歴なりに成長しているのか不安に感じるところもあります。それでも業界では(2)になる節目が一番大きいという声も聞こえますので、さらに気を引き締めて参りたいと思います。
開業当初は不動産の仲介業務メインでスタートしましたが、2年目後半くらいから自社物件の取り扱いもできるようになりました。お勤め時代も前半は売買仲介業務がメインでしたが、後半は建売用地等の仕入れ業務がメインでしたので同じような流れになって参りました。
とは言えお勤め時代のように分業できる体制ではないので、少人数でも同じような業務を全て行う必要があり大変ではありますが、お勤め時代にあったような、敢えて言いますが余計な業務はないので、集中して取り組むことができる環境ではあります。
不動産の売却相談にしても、価格査定業務から始まり、時間をかけてじっくり相談させていただくことができるので、市場価格あるいは弊社での買取りの検討も含めた売却価格にご納得いただけていることを実感することができました。
今年も様々なご相談をいただきましたが、WEB広告や動画制作を中心に見知らぬ業者さんからの問い合わせもたくさんありました。それだけ認知されているという意味ではありがたいのですが、一般のご相談も紛れていたりしますので、機会損失にならないように注意して見ています。
また市役所からのご紹介ということで、移住相談にもたくさんお越しいただきました。松本への先輩移住者という立場で、松本の風土や魅力をご紹介させていただいております。一番寒いこの時期を体感いただき松本への移住をご決断いただけましたらと思います。
2025年は昭和100年です。これまた節目の年となりますが、皆さまにとって良い節目年になりますよう祈願いたします。良いお年をお迎えください。