先日、新規分譲地内の土地のご購入のお手伝いをさせていただきました。

前面にある道路がまだ未舗装(砂利土)のままで、近隣は着々と新築住宅の建築が始まっています。松本市道になる予定ですので、行政の方で舗装工事をすることは間違いないのですが、いつになれば舗装工事が始まるのでしょうか。

見晴らしの良い分譲予定地
見晴らしの良い分譲地!?こちらもこれから舗装ですね
🛣舗装工事はなかなか手間がかかるものです

公道になる予定であればすぐに舗装工事に入っていただきたいものです。

工事中の作業者の出入りで周辺道路は汚れてしまいますし、作業する方も気を遣いながらかなりご苦労されるのではないでしょうか。鉄板やゴムマットを敷きながら工事をされていてとても大変そうでした。

ただもちろん汚れてしまうからという理由だけでは舗装はしてくれません。様々な手続きを経てようやく工事が始まります。

新規分譲地に限らず、まずは町会や区の方から舗装工事の申請を上げます。既存道路であれば本当に必要なのかの判断も必要となり、また行政の予算の都合もありますので一筋縄ではいかないものです。

新規分譲地の場合は、必要性という意味では優先順位は高く、行政の方も周辺の状況等を見ながら、やはり予算の都合も加味して、他の分譲地も含めて順番に工事の準備を始めます。   

🏡住宅が完成して既に生活が始まっています

今回お手伝いしている土地に関しては、周辺に続々と新築住宅が建築されていて、既に生活が始まっているお宅もありますので、優先順位はかなり早いということでした。

予算取りも終わっていてあとは着工を待つのみといったところではございますが、一部農地がありそこだけ未舗装というわけにもいかないので、舗装工事を実施するために農地の所有者から誓約書のようなものを取り付ける必要があります。

農地といっても市街化区域にありますので、いつかは住宅等が建築されるかもしれません。そうなると上下水道工事等で道路を掘削する必要があります。

しかしながら一旦新規に舗装した道路は数年間は触らないでくださいという決まりになっています。掘り返し規制と言いますが、アスファルト舗装でだいたい5年間は規制されます。そのため農地所有者からはその旨の理解と承諾をいただくという手続きが必要となるのです。

一連の手続きを経て、おうちが完成する頃には、無事キレイに舗装されていることを願いながら、お引渡しに向けて準備させていただきたいと思います。