最近の住宅ローンはとてもバリエーションが豊富で、使いやすくなっていますね。
返済中の車のローンの返済を上乗せしたり、家電などの費用も組み入れられたりと、ある意味身辺整理のような使い方ができる金融機関もあります。
新車を購入する際には、多くの方がカーローンを組んで購入すると思います。頭金を支払って長期の契約で月々2~3万円という方が多いようです。
そんな車のローンがあっても、住宅ローンが組めないということはございません。何となく2つのローンが組めないというような気もしますが、もちろん別物です。
ただし、金融機関は住宅ローンを組もうとする方の収入から逆算して、いくらまでなら返済が可能かという見方(基準)をしますので、例えば2つのローンを合わせて、収入の半分にもなるような方には当然、融資はいたしません。もっとも生活ができなくなりますよね。
だいたい収入の2~3割程度が審査の基準としている金融機関が多いようですが、それでも現実的にはかなりの負担となりますので、現実的なところで、今の家賃を基準にしてイメージされたほうがよいでしょう。
また、昨今はボーナスも不安定なので当てにしないほうが得策です。
大きな声では言えませんが、ひと昔前であれば、住宅購入費用を上乗せして申込んで、車のローンを返済・・なんてこともあったような・・・。
結論から言うとできないです。どちらかと言うと、少し金利が高めのリフォームローンを利用することになるかと思います。
駐車場のコンクリートや塀となれば、程度にもよりますが100万円は下らないと思いますので、住宅ローンを組んでさらに現金でというのは厳しいですよね。
そんな時に用意されているのが、リフォームローンと言われるもので、金利は住宅ローンに比べて高いのが特徴です。
ただ、最近では金融機関によっては、住宅を建築した会社が施工する外構工事で、住宅価格の10%以下であれば、住宅ローンに組み込めるような商品も出ているようです。念のため仮審査の時にでも聞いておくとよいでしょう。
気を付けたいのが、住宅会社が施工すると言っても基本は外注することになるので、割高になることも考えられます。
駐車場のコンクリートくらいであれば比較することもないとは思いますが、門塀やアプローチ等もお考えであれば、エクステリア専門業者等のお見積りも依頼して比較することをおすすめします。