不動産業は主に、物件管理や賃貸・売買の取引き、分譲開発などの業務に分けられます。
業務での分類ではなく、ターゲットを分類して、それを全面に出している会社もあるのですね。
結婚、出産、そしてマイホーム購入・・・人生にはいくつか大きなイベントがございます。考えてみれば離婚もかなり大きなイベントではあります。
女性の社会進出が当たり前となってきた昨今では、ひと昔前に比べて離婚のハードルは低くなっていますし、他のイベント事と同様、普通に世間にも受け入れられるようになったということなのでしょう。
それにしても、離婚不動産とは思い切ったキャッチフレーズですよね。創業者の経験談によると、ご自身も離婚の経験があり、その後の住まいを探すのにとてもご苦労されたとのこと。
離婚当時のおうち探しで、不動産会社のおじさま担当者に、心無いことまで聞かれたと話されていました。不動産屋さんも悪気はなかったかと思いますが、何でもかんでも〇〇ハラスメントとレッテルが貼られる現代においては、節度がないと言われるようなことも聞かれたのでしょう。
何年か前の話ですが、建売住宅を販売したお客様のご主人から連絡が入りました。とても声が暗い・・・案の定、離婚を考えているので家を売却したいとの相談でした。今思えば良くご連絡をくれたなと思います。
多くの方がそうだと思いますが、その方にとっても初めてのマイホーム購入でした。手取り足取りとお手伝いさせていただいた記憶が蘇りますね。
そんなご縁?もあり、住み始めてから2年程経っていましたが、私にご連絡がありました。確かに奥様のほうからご連絡があるということは、当時も今も想像ができませんね。担当者が女性だったらもしかしたら、奥様から連絡していたのかも知れませんね。
後ろ向きなイベントではございますが、これからの方が大切ということで、女性の自立のお手伝いをするという理念は共感できるような気がします。
シングルマザーとなった方にとっては、それからの人生の方が大きなイベントとなることでしょう。