県道惣社岡田線沿いのスーパーデリシアの近くにある、信濃国総社とも言われている伊和神社

その境内に群をなすケヤキは、樹齢1000年以上のものもあり、とても荘厳でありがたみがあります。時に境内入口のけやきは直径2m以上はあるでしょうか、思わず拝みたくなる姿です。

伊和神社の境内入口に立つけやき
伊和神社の境内入口に立つけやき
🌲 パワースポットとも言われています

松本市には四柱神社深志神社といったパワースポットとしても名のある神社がいくつかありますが、この伊和神社もその歴史から、知る人ぞ知るパワースポットとして注目されているようです。

周辺は新興の住宅地が広がってきていますが、この場所だけは何か時間が止まっているような感じがします。

かつては県の天然記念物の指定を受けていたようですが、現在は枯損が目立って樹勢が衰えてきているため指定は解除されたそうです。

それでも他のケヤキも高さ20m以上はあるでしょう。その見事なケヤキ群は、現在は松本市の特別天然記念物に指定されています。

時々お散歩がてらにパワーをいただきに行っています。神社には駐車場が見当たりませんので、勝手ながらデリシアでお買い物がてらに少し立ち寄ってみてはいかがでしょう。

🌲 ケヤキは高級な建材にもなります

ケヤキは日本を代表する広葉樹のひとつで、街路樹にも多く見られます。

ケヤキはとても硬くて強靭という特徴があり、加工には熟練の技術とそこそこの時間が必要とされています。そのため建材としては高級な材料のひとつとして、ひと昔前には大黒柱として利用されることも多かったそうです。

見た目の重厚さもしかり、キズが付きにくく、独特の芳香を放つことでも知られています。身近なところでは、旅館等に泊まった際にお茶菓子を添えたお盆やお椀にケヤキが使われていたりしていたのを思い出します。

よく使われている杉や桧などに比べて価格は3~4倍で、重量があるため実用的ではないので、今どきの住宅にはあまり利用されていませんね。

木のぬくもりを感じたい方は、1点もののケヤキ家具などを検討されてもよいかもしれませんね。1枚もののテーブルでも数十万円はするかと思いますが、ケヤキのダイニングテーブルなどご検討されてみてはいかがでしょうか。