松本市内にある広大な敷地に建つご実家の売却についてのご相談がありました。ご親族のお一人が相続して今は別のご親族が住まわれています。すぐに売却する予定はなかったのですが、建物のあらゆる箇所の老朽化が進み、一部雨漏りも始まったことを契機に売却を検討するようになったとのことでした。

現在お住まいの親族が相続していれば、売却時に発生する不動産譲渡税がマイホームの3,000万円控除により大幅に減額あるいは発生しなかった可能性がありますが、しばらくは売却する予定がなかったことやお子様への相続を見据えて別のご親族が相続されました。
今さらどうすることもできないので、売却益から差し引ける費用をご提案するしかございません。建物はほぼ価格が付かないものの広大な敷地であるためそれなりの売却価格にはなりますので、不動産譲渡税の納税は免れないと説明させていただきました。
相当なリフォームを要する建物がある広大な敷地を一般個人の方に市場で売るのは現実的ではなく、それではと建物を解体して広大な敷地を分割して反復継続して売るのは宅建業の免許がなければ違法となります。そこで今回は弊社も含めた複数の不動産会社に買取り査定をするという運びとなりました。
今回の所有者は主に買取り実績のある地元の不動産会社に依頼するというお話でした。理由は当然に地域の特性や相場を理解していることや、社長や代表者と直接お話しができることが多いため、しっかりと相談ができて売主としての判断も時間をかけずにできることなどでした。
各社それぞれの販売計画や事業計画がございますので、全く同じ査定価格になることはございませんので、複数社に依頼して比較することは大切なことです。ただあまりたくさんの会社に依頼するのは心身ともに疲労いたしますので2~3社程度でよいと思います。
買取りは大手の会社だから安心、あるいは高額な査定額になるということでもございません。その会社がどの程度の費用をかけてどの程度の利益を確保するかによって査定価格は変動します。経費をかけてしっかり利益を確保するという方針であれば必然的に査定価格は低くなるでしょう。
あとは多少の価格差であれば、担当者の対応や相性も大切な要素かとは思いますので、会社の大小ではなくそういったソフト面も考慮して検討すればよいでしょう。大切な資産を気持ちよく売却できるよう弊社でも精一杯の査定をさせていただきたいと思います。




