2018年6月の大阪北部地震で、大阪府高槻市立小学校のブロック塀が倒壊し、当時小学4年生の女の子が下敷きになって亡くなったのは、本当に痛ましい事故でした。

そもそも3.5mもあった塀に、設置が義務付けられていた「控え壁」という補強材を設けていなかったというのですから、もはや事件です。

控え壁の設置義務基準を表した図

☝控え壁の設置基準

その後は、当時の出来事を教訓に、あらゆる場所でブロック塀の設置見直しや安全対策が強化されたのは当然の流れでしょう。

松本市立源池小学校の外壁に取り付けられた補強

☝小学校の外壁の補強

最近は、基礎から一部をブロックにして、アルミや樹脂製のフェンスを良く見かけますよね。その分軽量になるので、風対策はしっかり行いましょう。

松本市も最近、地震が頻発していますので、今一度安全対策を!