師走の1日です。今年も残すところあと1ヵ月、寒くなるだけでも色々準備に忙しいのにさらにせわしないですよね。
そんな12月1日ですが、懐かしいところで、地上デジタル放送が開始された日なのです。
2003年(平成15年)12月1日には、首都圏・中京圏・近畿圏の三大都市圏で地上デジタル放送が開始されて、2006年(平成18年)12月1日には、全都道府県でも放送がスタートいたしました。
切り替えの猶予期間があって、2011年(平成23年)7月24日までに完全に切り替わることとなりましたよね。
ちなみにBS放送で本格的な4K/8Kテレビ放送が開始されたのも2018年(平成30年)12月1日だそうです。
完全切り替わり当時も不動産業に従事していましたが、売却のご依頼があった住宅にお邪魔すると、地デジに対応しないテレビがけっこうな割合で残地されていましたね。
処分をお願いされることもしばしばで、リサイクルショップに持って行っても処分費がかかると言われ、協力業者様にお願いしてまとめてお安く解体の現場に持ち込ませていただいたりしながら対応していたような感じでした。
地デジ対応のチューナーを買えばまだ使えたかとは思うのですが、だいたいの方が切り替えのタイミングで買い替えするといった感じでしたかね。
地デジに移行された頃は、何となく大きなサイズのテレビが注目されていたような気がします。
確かに、新築して早々にご売却される方の住宅にお邪魔すると、まあまあ大きなサイズのテレビがあることがしばしばありました。使わないと言うので、お譲りいただいたこともありましたね!
しかし今はスマホの時代。最近はコンパクトな新築住宅が目立ちますので、もはや大型テレビの居場所はないのでしょうか。
もっと言えば、時代の象徴家電とも言われるテレビはこの世から消えていくのでしょうかね。テレビを使うことなく、空間に投影するような技術が普及していくのでしょうか。
子どもの頃、テレビにかじりついていた世代は離れていかないでしょうが、これからの世代のテレビとのかかわり方には注目したいものですね。
今現在、新築分譲住宅をご検討の方々は、まだまだテレビの配置を気にされていますので、しばらくは消えることはないのでしょうね。