太平洋側にも大雪の予報が出ていて交通事故には気を付けたいですね。雪道をノーマルタイヤで走行していると、安全管理義務違反で罰則罰金もあるので気を付けましょう。
そんな災害、水害についてはハザードマップに赤い斑点で重要水防区域という場所が指定されています。
洪水時には堤防を越えてあふれてこないように、消防団等が土のうを積むなどの防止活動を行いますが、そうした事態をいち早く察知するために、ある程度の大雨になると、消防団等で危険個所がないかの点検を行います。
しかし、点検を行う区間が多いので、より効率的な点検ができるように、予め洪水対策上重要な区域を定めています。
この重要な区域を重要水防区域と言いますが、これは現在の堤防の状態や過去の実績などから判断して指定され、毎年定められているようです。
重要度も A(最も重要) B(重要) そして要注意区間と分類されており、それぞれの堤防の状態によって対策が施されている箇所もあります。
先日、重要水防区域に指定されている湯川沿いの歩道を歩いてみました。
最も有効な対策は、堤防の改修あるいは増設なのでしょう。古い堤防の老朽化により危険と判断された箇所については、適時対策が施されているようですね。
写真の箇所は、先に橋が見えていますので、恐らく橋の欄干に水が当たってせき止められることにより溢れやすくなっていたのかも知れませんね。台風19号災害でもやはり、カーブのふくらみ側が決壊していた映像が流れていましたよね。
それにしても立派な堤防ではございますが、水の勢いの凄まじさを感じさせられます。
ハザードマップも年々情報が追加されていますので、時々はチェックしたいものですね。
不動産会社としても説明が義務付けられていますので、お取引の際には最新の情報の提供に努めてまいりたいと思います。
ハザードマップがお手元にない方は、市役所(消防防災課)に行けばいつでもいただけますので、ついでの時にでもお持ち帰りください。