あまり耳にしない「特定保守製品」。
弊社で販売させていただいている新築建売住宅にも、そんな製品が採用されています。浴室にある暖房乾燥機です。
🛁 特定保守製品はどのような保守が必要なのでしょうか
長時間の使用による劣化によって、身体生命に重大な危害を及ぼす可能性があるので適切な保守メンテナンスを行ってください、というような説明がされています。
設計標準使用期間は10年で、使用する方はパンフレット等に付いているはがき等で届け出をしなければいけないようです。これは所有者登録をして、適切な点検を受けるための届け出ですので必ず行うようにしましょう。
引越しの際には持ち運べる物であれば、変更の登録も必要で、登録は変更も含めてインターネットでもできるようです。
面倒ですが、安全と自己防衛のために行いましょう。リコール等の不測の際にもスムースに対応いただけることでしょう。
🛁 他にどのような物が特定されているのでしょう。
- 瞬間湯沸し器(都市ガス、プロパン)屋内式
- ふろがま(都市ガス、プロパン)屋内式
- 石油給湯器(ボイラー)屋内・屋外式
- 石油ふろがま(屋内・屋外式)
- 石油温風暖房機(密閉燃焼式)
- 電気食洗器(ビルトイン)
- 電気浴室暖房乾燥機
けっこう身近なものばかりですね。
時々テレビで〇〇ご利用の方はすぐにご連絡ください・・といった警告が流れていますが、事前に登録しておいて未然に事故を防ごうということなのでしょう。
登録しなくても罰則はないようですが、万が一事故があった時に補償が受けられなかったり、最悪の場合他人に危害を加えてしまった時は自己責任となって、多大な損害賠償なんてことにもなりかねません。
使わないのが一番ですが、寒い信州ではそうはいきません。少し手間はかかりますが、最悪のケースを防ぐためにも登録はしておきましょう。