先日、めでたく住宅用の土地のお引渡しがございました。

当初のご相談の中では、ご主人から、1,000万円の自己資金を土地代金に充てるというお話でした。

H.I.C不動産応接室
✍ ご挨拶のあとに以外な展開に・・

売主様、買主様、司法書士先生、仲介業者(弊社)、関係者が定刻通りに集まっての決済引き渡し手続き。

冒頭に仲介業者の弊社より、ご挨拶とご祝辞を少しだけ述べて、手続きが始まります。

直後にご主人より、共有名義にしたいとのお申し出がございました。ご主人の単独名義だと、完全に思い込んでいた私は少々焦りましたが、すぐさま住民票を確認したところ奥様の情報も表記されていましたので、移転登記自体は当日に手続きが行えるということでひと安心でした。

それよりも、勝手に思い込んでいたことに対してはお詫びを申し上げて、司法書士先生もバタバタすることなく落ち着いて対応してくださり、本当に助かりました。

👪 あらためて共有名義にすることのご説明です

建物はご主人の単独名義にて、土地をご主人と奥様の共有名義にする運びとなりました。

自己資金奥様側がご用意されたとのことで、贈与税がかからないように、土地の総額費用に占める割合分を奥様名義にします。

ご主人は住宅ローンを組みますので、建物の名義に入っていればローン控除が受けられますので、建物単独名義として、土地を資金の割合に応じてを共有名義としました。

大事なのは、夫婦であっても出資分に応じた持分にしないと、贈与税が課税されるということです。贈与税の基礎控除の110万円までの誤差であれば問題ないかと思われます。

また、仮に手放す時になった場合には、それぞれが譲渡税特別控除が受けられますが、3000万円以上の利益!?・・バブル時代でもないので、これについてはあまり課税の心配は考えなくてよいでしょう。

何よりも住み続けることが一番です。あと、権利証は2通になりますので、大切に保管していただくようにお伝えして、無事?手続きを終えることができました。皆様、本当にありがとうございました。

あらためて経験が邪魔をした思い込みを反省する良い機会となりました。

余談ですが、本日より4月15日(木)まで■春の全国交通安全運動■が実施されています。

交通トラブルに巻き込まれないように安全運転で参りましょう!