今後も増え続けることが予測される空き家。老朽化が進み、今にもくずれそうな家も時々見かけます。
人が住んでいないと老朽化のスピードは加速します。放っておくのは大変危険なのです。
ブロック塀にモルタルで上塗りしてある部分が剥がれ落ちています。老朽化が原因ではありますが、あまりにも簡単な仕上げで空洞があってとても危険な状態です。
生活道路沿いですので、人や車の往来がそこそこあるような場所で、特に小さい子供などに危害が加わることがあっては大問題となります。
当然、所有者の管理責任として損害賠償義務が発生いたしますし、老朽化が原因だと仮に保険に入っていたとしても補償されないでしょう。
問題があってからでは遅いので、自治体や行政のほうから勧告なりの措置をするべきだと思います。
随分と長い期間空き家になっているであろうことが分かるように、玄関先の郵便ポストが郵便物で溢れていました。
見るからに空き家なのに投函するほうもする方だとは思いますが、所有者の方もせめて投函されないように張り紙等をする対策は取ったほうがよいでしょうね。
とは言え誰がやるのかということも含めて、なあなあになっているのだろうと思います。
あまりにも危険と判断されると、行政からの通知や指導があり、いづれは強制的に解体されて、その費用が所有者に請求されるということもあり得ます。
相続人が複数人いるとなかなか話が進まないケースが多く、いつの間にか時が過ぎて・・・といった状態になります。
何かあってからでは売却しただけでは収まらない可能性もありますので、所有者の方々には早く対策を講じることを希望します。
今日は長野県の参議院補欠選挙の投票日です!