家の敷地内にある水道のメーターのBOXを開けると、メーターの蓋に〇〇mmと刻印されています。

松本市はほとんど13mmのような気がしますが、長野にいる頃は20mmが多かったような気がします。一般の住宅であればどちらでも支障はないと思います。

13mm水道メーター
13mm水道メーター
トラック?に踏まれてBOXが破損
トラック?に踏まれてBOXが破損してしまっていました
💧 太さはどうやって決まるのでしょう

新しく宅地を造成したり、新築建売住宅を建築する際には、ほとんど13mmのメーターを設置します。

これは、おそらく全国的に最低の口径(太さ)だと思いますが、一般家庭での利用を想定しているので、一斉に蛇口を開くようなことがなければ、通常の水量で快適に過ごせるという基準の太さです。

もちろん勝手に決めているわけではなくて、工事業者等が設計計算を行って最大使用水量などを算出して、自治体の審査を通過して決められています。

太さが大きくなると基本料金も高くなりますので、一般住宅でしたら13mmのままで、20mmに変更する必要はないかと思います。

メーター部分は水道局の所有管理となっていますので、法律に基づいて8年に1回交換されていますが、太さの変更はその都度自治体に申請して行うこととされています。

💧 メーターBOXは個人の所有になります

水道メーターは水道局(自治体)の所有ですが、BOXや家の中までの配管は使用している方など個人の所有になりますので、破損や漏水した時には個人負担での修理となります。

上の写真のBOXが哀れに破損してしまっていますが、残念ながら個人の負担での修理となります。

幸い、業者から個人へ所有権を移す前でしたので、今回は業者さんのほうで修理することになりましたが、おそらくトラック等が通過したであろう痕跡がありましたので、踏まれて破損してしまったのでしょう。

もしも気づいていたなら一声掛けてほしかったと、業者さんも嘆いておられました。数千円程度のものですし、仮に任意保険に入っていれば、対物賠償保険などで補填もできますし・・。

メーターBOXの必要最低スペースや寸法は決められているので、勝手には設置できないので注意しましょう。

ちなみに今年度は水道メーターの取り替え年度になっていて、6月から市内中心部より順次交換されていくようです。メーター交換は自治体の費用で、蓋の色が青からクリーム色に変わるそうです。