先日、知人からこんな相談がありました。
知らない業者が突然訪問してきて、近所で屋根補修をしていたらお宅の屋根の一部が剥がれ落ちかけているので、タバコ代とジュース代で2000円いただければよいので補修しませんか・・・とのこと。
👷 足場をかけるほどでもないかと思いますが梯子で上って補修して2000円なら安いものですね
ただその後には、屋根を見たら全体の張り替えが必要な状態でしたので、すぐに張り替えした方が良いと言われて、〇百万円なんて請求が来たという話も聞いたことがあります。
どこの家の補修をしていたのかを聞くように伝えたところ、うやむやにして帰っていったということでしたので、荒手の業者だったのかもしれませんね。
ただし、築年数も30年以上経っているということでしたので、そろそろ張り替えは検討したほうがよいと伝えておきました。セメント瓦屋根ですが一度見てもらったほうが良いでしょう。
░ 屋根の寿命は素材によって様々です
屋根の寿命は使われている材料によって、10年~長いものでは粘土質の日本瓦などは100年とも言われています。
ただしそれなりのメンテナンスをしていなければ、いくらでも寿命は縮みます。材質に関係なく、遅くとも20年以内には一度点検して、メンテナンスが必要であれば行っておきたいところではあります。
最近の家は耐震性を重視して、スレートやアスファルトシングル、ガルバニウムといった材質の屋根が多いように思います。
軽くて施工が容易でコスト的にも魅力的なのですが、やはり寿命という面ではそれなりのメンテナンスが必要と言えるでしょう。キズや割れに弱いので、せめて部分補修でも検討するタイミングは必要ですね。
弊社ではドローンを使って屋根を点検する体制が整いつつありますので、ご相談いただければ対応させていただきたいと思います。私も近々試しに操縦してみようと思っています。