10年ほど前の話ですが、あるお客様の新築建売住宅購入のお手伝いをしたときのお話です。

初めてのマイホームということで右も左も分からないため、住宅ローンの仮審査からお手伝いすることとなりました。

ATMの写真
💰 住宅ローンの仮審査は難なく通過

地元の会社勤めで勤務年数も7~8年と長く、車のローンが月々3万円ほどありましたが、年収から逆算して完済しなくても住宅ローンが組めるだろうということで、仮審査の結果は問題なく通過しました。

その後、売買契約も済ませてあとは契約関係書類と建物関係書類を持って、住宅ローンの本審査(申込)という運びとなりました。

引越しの日程も決めて、いよいよ引渡しというところでしたが、金融機関から私宛に思わぬ連絡が・・・「〇〇さんの住宅ローンですが、お借入れが出来ないという結果になりました」と。

理由を聞いても個人情報ということで教えていただけませんので、すぐに本人と連絡をとって会うことに。

焦っている様子もなく、理由を聞いても始めはわからないの一辺倒でした。30分程お話する中で、消去法的に質問をしてみると、仮審査を通過したのをいいことに?消費者金融から借入をしてしまっていたのです。

当時もすでにATMで簡単に借り入れができましたので、悪気なく借入していたのでした。しかも100万円。

💰 返済するまで住宅ローンは借りられない

売買契約を済ませているので、このまま解除となると〇百万円の損害賠償をしなければなりません。

当時も住宅ローンの特約(住宅ローンの審査が通らなかった場合には契約を白紙にできるという特約)はありましたが、契約者の故意過失のために借入ができないとなると白紙解除というわけには参りません。

何とか親兄弟から一時的に借りて返済するよう促しましたが、こっそり借りてしまっているので誰にも相談できないとのこと。

結局、会社の上司という方のところに一緒に行って事情を説明して何とか融通することができました。

借りたその足でこれまた一緒にATMの前まで行って返済を済ませて返済証明書を発行して、借入先の金融機関に飛んでいって無事?住宅ローンを組むことができました。

今思えばそこまで面倒を見る必要もなかったような気もいたしますが、事情を知らない奥様やお子様が楽しみにしていて、本人も反省していたので協力した次第だったのです。

金融機関は隈なく調査します。特に住宅ローン以外の借入については、審査前も後もしっかり目を光らせていますので、お借入れの際には金周りの整理はしておくようにしましょう。