学科試験の合格から2年が経過していましたが、今年の製図試験にも挑戦することにしました。学科試験の合格から3年(3回)チャンスがありますので、正に角番(最終回)でございました。
お蔭様で本業も少しづつ仕事をいただけるようになりましたので、空いた時間を使って、今回は独学で挑むことにしました。
🏫資格学校での受講の効果はあったのでしょう
過去2回の受験は、資格学校の製図コースを受講いたしました。7月~9月の3カ月間、週一回の講義を受けて、毎回課題が与えられてこなしていくような感じでした。
学校によっても指導方法は異なるのでしょうが、理屈云々抜きにして、ひたすら製図の訓練をするような内容でした。特定の図面のみを時間を計って作成し、完成したら挙手して、徐々に時間を短縮していくという訓練のようなものです。
細かいことは気にせずにひたすら図面を仕上げる作業は、普段、設計図面を書かない者にとってはかなりのストレスでした。それでも何とか形になってくるので、試験直前まで何とかこなしました。
試験当日は書き上げることで頭がいっぱいでしたので、かなり時間が余ったのを覚えています。ただし時間が余ったからと言って、ただ書き上げただけですので見直す術もなく、要求されている部屋があるかくらいの確認だけして終了しました。
要求された部屋がなかったり、階段が上下で合っていなかったりというミスは限りなく不合格に近くなると聞かされていましたので、そこはしっかり見直しました。
🏫開業2年目での3回目受験でした
少しづつではありましたが、本業のお仕事も忙しくなり始めていましたので、正直、製図試験にはあまり思いがありませんでした。ただ、3回のチャンスがある中での最後のチャンスということもあり、受験を決めました。
しかし以前のように資格学校に通うのは難しいと考えて、建築士会の通信講座を受けることにしました。資格学校に比べて受講費用は3分の1ほどで、15~16回の添削課題がありました。
通学時に得た作業方法は、ある程度身についていましたので、今回は、建築士会の通信講座のご指導通り間取りのプランニングと外部の動線に特に留意して課題に取り組みました。後は、法的な制限にも注意しながら本番に挑みました。
結果は合格です!半ばあきらめて不合格発表を待つ気持ちでいましたが、お蔭様で合格通知が届きました。
合格してから何となくコツが分かったような気がしましたが、製図訓練のような作業も少しは役に立ったのだと思いました。
今後も精進して皆様のお役に立てればと思います。