もうすぐ今年も終わろうとしています。
毎年、関係先やお取引先様からお歳暮やカレンダーをいただきありがとうございます。弊社のように少人数の会社には勿体ないと思いながら、いつも頂戴しています。
会社によっては、お配り物を中止する先もございますが、それはそれで良いことだと思います。
📅昔からのご挨拶道具です
私が新卒で入った会社でも、年末になると50本ほどのカレンダーを車に積んで、上司と担当者3人で取引先に挨拶回りに行ったものです。途中でお酒を振舞われたりすることもあって、それはそれで恒例イベントで楽しかったような気がします。
そんな挨拶回りにはいつもカレンダーの配布は必須でしたね。ひとつは会社の宣伝、そして話のネタとしての営業ツールの役割、あとは飾ってもらえることを期待しながらお配りしていました。
競合他社も同様に挨拶回りをしていましたので、カレンダーも各社インパクトのあるデザインに凝っていたような感じでしたね。私がいた会社は確か、有名な画家とコラボしたデザインのカレンダーだったと思います。
そんな挨拶回りを2~3日間かけて集中的に回るのは、ぺいぺいの運転手だった私にとってはかなりハードでした。配り切るというのも大切なノルマでしたので、それはそれで一生懸命やったものです。
今考えれば意味があったかどうかはわかりませんが、上司や先輩との車中での雑談も何か特別な感じがしていたような気がします。
📅今でも続く挨拶回り
当時勤めていた会社は今でも存在しています。
弊社は自動車保険で代理店さんを通じてお取引しているだけですので、ご挨拶には見えませんが、とある先で当時のまんまのカレンダーを発見しました。懐かしいやら何だか、未だに続いているのだと感心しました。粛々と受け継がれているものですね。
一方カレンダーもそうですが、ぽつぽつと年賀状を止める会社さんも出てきています。中止のご案内はがきをいただいたりもするようになって、それはそれで悪いことではないと思います。
経費削減ということに加えて、仕事の内容も見直すようにしたのでしょう。大きい会社になるとその準備だけでかなりの時間が割かれてしまいます。ひと昔前のように、仕事として重要な位置づけにはないということなのでしょう。
今ではメールやSNSでいつでもやり取りができる時代ですので、わざわざはがきでご挨拶というような手間は不要とも言えますね。弊社でも今年お取引させていただいた先には、御礼を兼ねて年賀状を出しますが、多くの方にはメールやラインなどでご挨拶させていただいております。
それでも、何かのタイミングでサプライズ的な感じではがきを送ることができれば良いかなと思っています。