マイナス気温の日々が続きます。
毎朝車の窓がバキバキなので、多少早めに出て暖気をしないと出勤できません。色々工夫しようと考えるのですが、既にルーティーンになっているので、結局、結露が融けるまで待機しながら車内でブログの記事なんぞを考えたりしています。
🏠水抜きをしていなかった結末
その日はお客様の希望により、中古住宅を3件ご案内させていただきました。
いづれもご満足いただくことがなかったので、話の向きで、多少予算オーバーとはなりますが、とある山形村の新築住宅のご見学を提案させていただきました。
ご主人と奥様それぞれの勤務先へのアクセスのほぼ中間地点に位置するということで、そこは条件に合致していました。
現地に到着して中に入ると、何か不気味な音がします。明らかに水が出ている音です。どなたか先客がいるのかと思いましたが、当然気配はございません。
音がする浴室に行ってみると、蛇口の接合部分から水が噴き出していました。浴槽回りが水浸たしでご案内どころではございませんでした。
早速、販売会社に連絡しましたが電話がつながらなかったので、お客様には2階を見学いただきながら、急いで外にある止水栓を閉めて水を止めました。
スリッパ底の水分で床まで汚してしまいましたが、その後連絡がついた担当者さんに状況を報告してご案内は終了となりました。
結局、止水のためにタイミングよく行っただけになってしまいました。
💧冬場は凍結前提で水は抜いておきます
建売住宅の販売経験者としては、冬場の水抜きを行っていなかったことは受け入れがたい状態ですが、特に寒い日が続きましたので、配管も耐えきれなかったのでしょう。
いくら屋内といっても人が住んでいないと、外ほどでなくとも近いくらいまで室温が下がります。配管の途中で止まっている水が凍結して破裂することは容易に予測できます。
山形村は松本市よりもさらに気温が低いので尚更ですよね。
以前に東御市で販売した建売住宅では、エコキュートのタンクに僅かに残った水分が凍結して故障したこともありました。通水検査をした際の水分が若干残っていたのでしょう。以降は空気で通水検査をしていただくことになりました。
お客様には、トラブル処理のご案内となってしまい、本当に申し訳ございませんでした。気を取り直してまた別の物件をご案内させていただくということで終えました。
長期間家を空ける場合には水抜きをして凍結に備えるようにしましょう。またエコキュートについては浴槽に水を溜めて循環させながら凍結防止をするようにしましょう。