物件の案内に行った時に、現場が散らかっていると何とも嫌な気持ちになり、出鼻をくじかれたような気持ちになります。

特に、他社扱いの物件については必ず事前に現地を見たうえで、常備している道具である程度は片付けをいたしますが、中には片付けようのない状態の物件もあったりします。

掃除のできないゴミ入れ箱
キレイに使いましょうということなのでしょうか
🏠第一印象は人だけではございません

新卒で入社した最初の会社では、鬼のような専任指導者の先輩のご指導を受けていました。

身だしなみについても、髪の毛、爪、足元・・・先っぽは常に清潔にしておきなさいと言われていました。面倒なので、ほぼ坊主にして出社したことがありましたが、さすがに激高されたのを思い出します。

それでも厳しいご指導のおかげで、今でも意識して清潔に保つようにはしています。様々な現場に赴くので靴が汚れることが多いので、雑巾や長靴、軍手は常備しています。

第一印象で余計な感情を持たれないように、先っぽは特に注意して清潔感を保つようにはしています。

不動産についても、土地や建物にかかわらず、第一印象は大切だと思います。最初に感じた直感が後の判断に影響を与えることは往々にしてあると思っています。

よく知っている物件であれば別ですが、草がぼうぼうと生い茂った土地よりも、全体を見渡せるような状態の土地のほうが印象は良いはずです。その後に家を建てるイメージもつかみやすいですよね。

🏠玄関の印象はとても大切です

中古住宅にしろ新築住宅にしろ、最初にお目見えする玄関の印象はとても大切です。

いくつかの不動産会社が販売しているケースが多いので、急な案内が入った際には玄関の泥汚れがひどかったり、スリッパが散乱していたりという現場もありました。

慌てて片付けはしますが、それこそ出鼻をくじかれたような気分になります。

判断する上での決定打にはなり得ないとは思いますが、新築住宅においては新品らしく、玄関はキレイに越したことはないです。

ポストやインターホンが埃まみれになっているのも良くないので、常備している雑巾でささっと拭いてお迎えできるように心がけています。

マンションのご案内の時に、少し驚いた対応をする業者さんがいました。

お客様が来る前に、玄関先や部屋をきれいに掃除するのはよくあることですが、共用のエレベータの中で、何か香水のようなものをシュッと吹いたのです。どうもその方が臭いに敏感ということで、嫌みのない程度の香水を常備しているとのことでした。

特に異臭はしていなかったのですが、何か爽やかな臭いになってそれはそれでありなのかなとは思いました。

お客様は特に臭いについてのコメントもなく、お部屋の見学を終えましたが、功を奏したのかわかりませんが無事契約となりました。物件に対する思いという意味ではよかったのかもしれませんね。