今年で35回目を迎える冬の伝統イベント「氷の祭典」。全国から選抜された11のチームによる氷彫のコンクールが開催されました。
展示は昨日の15時までということで、会場の松本城には行けませんでしたが、繩手通り入口にある枡形跡広場の作品を拝見いたしました。
🏯2022年史上初の試みだった
松本ウィンターフェスティバルでは、今年初めて松本城のレーザーマッピングが行われていますが、市街地の至るところにイルミネーションがあるのもこのフェスティバルの一環なのですね。
そんな中行われた氷彫フェスティバルも、今年初めてレーザーマッピングとコラボすることができました。今月の22日まで演出されていたようですが、結局遠目にレーザーマッピングを見ることしかできませんでした。
通勤の途中にお城の横を通るのでそこから何となく眺めているだけで満足していました。いつでも行けるという気持ちと寒さとコロナ渦ということも相まって、とうとう間近で見ることもなくフェスティバルが終わってしましました。
氷彫フェスティバルは選抜チームでのコンクールだけでなく、経験が5年未満の若手氷彫作家が競うイベントもパルコ前の花時計公園で行われていたようで、将来のコンクール参加を目指す彫師達がその技術を競っていたようです。
その他Mウィング前では氷彫の実演パフォーマンスが行われていたりしていました。
近年では、パーティーやイベントでの制作依頼も減り氷彫作品を目にする機会がかなり減少しています。
そのため年々彫師も減り、全国的にイベントそのものの開催を中止してしまう地域も増えてきたようです。軽井沢や茅野市の蓼科高原で行われていた氷のイベントも数年前に中止になりました。
松本氷彫フェスティバルの作品も年々少なくなってきているようですが、貴重なイベントして他のイベントとコラボしながらでも存続していけばよいと思います。
温暖化の影響も直結するイベントですので、世界的に認知度のある松本城とコラボして大きなイベントになることにも期待したいですね。
今朝、この氷彫イベントの様子が全国放送で流れていました。来年は是非ともゆっくり散策しながら堪能できればと思います。