長野県全域に、まん延防止等重点措置にかかわる、営業時間短縮等の要請が出ています。

令和4年1月27日~2月20日までの25日間、飲食店に対して営業時間の短縮や酒類の提供が制限されています。それならと一時休業しているお店も見かけます。

静まり返った正午過ぎの繩手通り
静まり返った正午過ぎの繩手通り
🍺酒類の提供はしていません

「信州の安心なお店」の認証を受けている飲食店は、21時までの営業であれば酒類の提供が可能です。20時までの営業であれば、酒類の提供はできませんが、多少の協力金の上乗せがあるということです。

定休日に時々お邪魔するイオンモール松本に出かけて、お気に入りのカレー専門店でお昼を食べに行き、せっかくの休みですのでお昼からビールをいただこうと思いましたが、残念ながらそのお店では酒類の提供をしていないということでした。

よほど残念そうな印象を与えたのか、すぐに酒類を提供しているお店を紹介していただきましたので、後ろ髪を引かれる気持ちでお店を出ました。

イオンモール松本のような高額家賃の店舗だと、協力金だけでは厳しいか何とか凌げる程度だと思います。

積極的にテイクアウトの商品を販売しているお店もありますが、もともと持ち帰りをしていないお店が急に初めてもなかなか馴染まないと思います。それならと個人で営業しているようなお店は休業を選択するケースも多いのでしょう。

売上はないですが、仕入や人件費や光熱費もかかりませんので、協力金はまるまる利益ということになりますので、まあまあ助かっているお店も多いと聞きます。

しかし、あまりに長い期間あるいは頻繁に休業していると、一番大切なモチベーションが低下しないか心配になります。休業期間中は色々考える機会にもなりますので、現在のお店の展望等で創意工夫を検討する機会になればよいですが、意欲が低下して閉店という選択に至るということもあるかもしれません。

閉まっている繩手通りのお店にも以前の賑やかさが戻ることを願いつつ、ビールをおかわりしました。たまには昼のお酒でもいただいて、ステイホームで飲みすぎないようにしたいものです。