住み替えなどでご自宅の売却をする時は、基本的にはそのままの状態で売却を検討します。
新居が見つかるまではそのまま生活を続けなければいけないので、入居しながら売却先を探すという状況にもなります。
🏠売却までに時間がかかる傾向にある
入居した状態で売却先を探す場合は、ご縁があるまでにはある程度の時間を要する傾向にあります。
購入を検討する方は当然室内の見学もしますが、その際に家具や荷物があるとリアルな生活感は体感できますが、自身の生活空間としてのイメージが難しいという欠点がありますし、何より他人様のものという印象が強いためにどこか遠慮気味になってしまうものではないでしょうか。
ご見学の際には、なるべく売主様には立会いをご遠慮いただくことが多いですが、中には詳しく聞きたいということで、売主様の立会いを希望される方もいます。このような場合はかなり購入に前向きな方が多く、ご成約に至るケースが多いような気がします。
中にはそのまま使いたい家具等を売主様にその場でご相談される方もいます。動産についてもお互いが了解すれば、取引対象としてご契約を交わすことになります。
🏠リフォームまでして売却するのは得策なのか
中にはDIYが好きで、売主自身でリフォームして売却する方もいましたが、これは稀なケースです。それほど費用をかけないクリーニングとお化粧くらいであれば、販売価格にも影響が少ないと言うことであれば得策かもしれません。
業者に外注して、そこそこ費用をかけてその分価格を上乗せするという考え方もありますが、中古住宅を検討している方は価格重視が大半だと思いますので、高上りになるようでしたら個人でリフォームするのはあまりお勧めはできません。
そのままの状態でクリーニング程度にしておいて、購入しやすい価格設定にして販売するほうが、中古住宅の場合は手離れが良いと思います。劣化や損傷が大きい場合には、業者に買い取ってもらうという選択肢も考えられるでしょう。
建物の状況に応じて、不動産会社と相談しながら販売方法を検討しましょう。弊社では買取も含めてご相談させていただきます。