先日、土地の売買でご縁があったお客様の地鎮祭に参加して参りました。雨天が続く日々でしたが、神事時には雨もあがり、無事地鎮祭が執り行われました。

地鎮祭はその土地の守護神を祀る安全祈願の儀式ですが、昨今でも多くの方が行っています。

雲下の神々しい神籬です
雲下の神々しい神籬です
👪ご本人ご家族と両家の親御さんが参列

土地を購入して新居を建築する機会というのは、一生に一度あるかないかという方が多いことでしょう。

この日は連日続いた雨も上がり、とても爽やかな風が流れていました。少し蒸し暑かったですが、お子様たちも何となく厳かな雰囲気を感じていたのでしょう、宮司様のお言葉を静かに聞いていました。

建築する会社様の現場監督さん、間取り等を打合せするコーディネータ―さんもご参加されて、施主様と工事関係者の安全祈願をいたしました。仲介業者の私もご縁とばかりに神事に参加させていただきました。

👪地鎮の儀にも参加させていただきました

以前勤めていた会社で新築建売住宅を販売していた頃は、土地の四隅に塩を撒いて、簡易的に関係者のみで工事の安全を祈願する儀式をやっておりましたが、今回のように砂を盛って鎌(かま)、鍬(くわ)、鋤(すき)で砂山を掘る儀式や、仏式のお線香にあたる玉串捧まではしていませんでした。

お施主様、施工者、設計者などが盛り砂に向かってそれぞれの道具を振りかざして「エイエイエイ!」と3回発声して砂を掘ります。思わず力んで大きな声が出てしまいましたが、縁起事ですので多少は声を張ったほうがよいとのことです。

玉串の奉納も終えて、お施主様が宮司様への謝礼(玉串料)を納めて解散となりました。多少の費用(3~5万円)は必要ですが、家族での良い思い出にもなりますので、迷っている方は是非とも行うことをおすすめします。

棟上げの儀式にも都合が合えば参加したいと思います。誠におめでとうございました。