先日、新築建売住宅のご契約をされたお客様が、とある大手銀行グループのネットローンを利用して購入する運びとなりました。無事、ネットでの仮審査を通過されていよいよ申込という段階になり、お客様も一安心といったところです。

ネットローンのAI事前診断結果の画面

多くのネット銀行の仮審査は年収200万円からの申込となっています。特に証明書などを用意する必要はなく、必要事項を入力して申込すると、早ければその日の内に返答があります。どこの金融機関もネット住宅ローンを獲得したいので、借審査の段階では、収入がないとかよほどのことがない限りは、多少ハードルは低くなっているのでしょう。

さて、無事に仮審査を通過すればいよいよ正式審査です。この段階では、不動産売買契約書や物件に関する公的書類、所得を証明する書類など様々な書類を要求されます。そこそこのボリュームになりますので、郵送で送られる方が多いようです。全ての書類が揃ってから1週間~2週間で審査の結果がでます。

書類が届いてから、その内容についての質問などがお客様のところにメールで届くのですが、物件についての質問や、新築住宅であれば登記に関する質問事項も多く、なかなかお客様の方で即答できるような内容ではございません。そうなると後は不動産会社にお取次ぎいただき、全ての質問をクリアしていくことになります。

今回も弊社の方でメールとFAXでのやりとりをさせていただき、無事審査に入ることができました。それから10日程してお客様宛に無事に審査を通過したとの連絡が入りました。

ネット銀行でのローンは金利が低いのが魅力ですが、お客様の負担は大きいものです。また事務手数料も2~3%必要な場合が多いので、支払い総額で他社と比較検討するようにしましょう。