先日に、お蔭様をもちまして弊社分譲地の決済お引渡しとなりました。何度も経験はしておりますが、人生最大のお買い物のお代をいただくというのは毎度身が引き締まる思いです。司法書士さんにもご協力いただき滞りなく気持ちよく遂行したいところでございます。

銀行と女性担当者のイラスト

決済日を迎えるまでに、金融機関と当日の入出金額や場所の確認などのやりとりを行うことになりますが、今回の取引ではローン業務を担当しているお店とは異なるお店での決済ということで、なかなかお話が通じなくて困惑した次第でした。同じ金融機関内で情報を共有していないことに違和感はありましたが、無事にとは言いませんが、前日にお話しが通じたというお粗末でした。

お客様より少し早めに決済場所に到着して待っていると、建築会社の担当者が来られました。会社名は存じ上げていましたが以前にお会いした方とは違う方でしたので、ご担当が変わったものだと思い立ち話をしていると、なんと隣部屋での別の決済ということでした。

同じ建築会社でお隣同士で決済とは何とおめでたいことなのでしょう。間もなくして当の担当者が来られましたが、こちらも同じ会社内でお互い把握されていなかったようで驚いていた様子でした。営業担当者は同志でありライバルでもありますので、こちらはいたし方ないですね。

顔ぶれもそろい、粛々と決済業務を行い売買代金の入金を確認したところ、予定していた額より多く入金となっていました。弊社のミスにより司法書士に支払う登記費用まで合わせて伝票を書いてしまっていた始末です。お客様に指摘されて何とも申し訳なかったのですが、決してぼったくりではなく手違いということで場はなごみましたが、直ちに出金してお支払いしました。

何だか歯車がかみ合わないような場面もあり、最後には入金ミスとは何とも情けないお話ではございましたが、無事に全ての手続きを終えて、後は新築着工に向けて造成工事の残工事を済ませたいと思います。お客さんの気持ちは晴れやかだったのかはいささか疑問ですが、せめて晴天でよかったと思うしかなかった決済でございました。