不動産会社は信用できないとよく耳にしますが、以前に正直不動産というドラマが放送されていて、怪しい不動産会社を逆手にとったような内容と記憶しますが、多少オーバーであっても遠からずといった内容が不動産会社に対するイメージを象徴していたように思います。
不動産取引というものは個別性が高く大きな金額が動くうえに、多くの場合は初見での取引きとなります。今のようなネット情報社会でなかった頃には、例えば依頼者の無知をいいことに不動産会社の都合だけでいつの間にか売らされたなんてこともあったのでしょう。
不動産会社は嘘つきだとか怪しいと言われる大きな要因はそういった無知をいいことに会社の都合だけで事を進めていくという行為なのでしょう。嘘をついて騙して売らせると法に触れてしまいますが、そこは百戦錬磨の不動産会社であれば言葉巧みに誘導したことでしょう。
今はネット情報拡散社会、不動産を売却する側もある程度は知識武装をして不動産会社に相談する人も多く、嘘をつかれただの騙されたなんていう類のお話を耳にすることはあまりございません。不動産会社側もあまり適当で身勝手なことは言えないような状況になっていると言えます。
不動産の売却を検討する際には数ある一括査定サイトも無料で気軽に利用できたり、不動産会社を訪問する際にもホームページなどを参考にして事前にイメージを持つことができるので、以前よりも不動産会社を初めて訪問するハードルは格段に下がっているようです。
千三つ屋と嘘つき呼ばわりもされる悪印象が先行しがちな不動産会社ですので、弊社も面と向かって怪しいと言われたことがございます。素人相手に大儲けしているような口ぶりでしたが、ボランティアではございませんので専門業務に対する報酬はいただいておりますとお答えしました。
不動産を売る買うというのは特別なイベントですので、是非とも信用のおける会社と取引がしたいと思うのは当然です。ネット情報社会とは言え、ある程度は知識武装をしていくつかの会社を訪問しながら、信用できる会社なのか信頼できる担当者なのかを見極めるようにしたいものですね。