セカンドハウスと言えば、自宅(居住用)の他に所有するもうひとつの家。
例えば、自宅の近くや自宅よりも通勤に便利な立地であったり、仕事や生活のもうひとつの拠点となる街などさまざまな立地に所有する家が考えられます。
🏢 マンションはセカンドハウス向き!?
郊外に自宅を構えていて、仕事場が市街地といった環境にあれば、平日はマンションにて会社との往復、週末や休日には郊外のお庭のある自宅で静養、なんていうのも良いのではと思います。
贅沢な感じはしますが、例えば、郊外にある自宅に2世帯で住んでいるなどで購入資金や維持費が比較的抑えられているような状況であれば、検討する余地はあるのかなと思います。
仕事場から近くにセカンドハウスがあれば、仕事に集中できることはもちろんのこと、リタイア後の暮らしの拠点という選択肢にもなります。あるいは、お子様に財産として残すことにもなります。
マンションであれば、多くは市街地の好立地にありますし、庭付き一戸建てとは異なり管理やメンテナンスの手間がかかりませんので、セカンドハウスとしての利用が適していると言えるでしょう。
💰 税制面での優遇も受けられます
居住用の住宅であれば、不動産取得税や固定資産税について、軽減などの特例があり優遇されています。
定期的に生活するなどの条件はございますが、セカンドハウスも条件を満たせば、同様の優遇が受けられます。
ただし、住宅ローン控除については、今住んでいる住宅で控除を受けている場合は、ダブルで受けることはできませんのでご注意を。
また、セカンドハウス向けのローンを扱っている金融機関もあり、一般住宅並みの金利で組める場合もあります。私も以前に、フラット35を利用してセカンドハウスローンを組むお手伝いをしたことがあります。
一方、別荘というのは、専ら保養のために利用するものとされており、税金の優遇やセカンドハウス向けのローンは利用できません。別荘はやはり贅沢品として、住宅やセカンドハウスとは明確に区別されています。
別荘とセカンドハウス、税制面で見ると大きな違いがあるのですね。