松本城は、内堀・外堀・総掘りに囲まれています。更に南の総掘りの外を流れる「女鳥羽川」も、その昔は敵からの侵入を防ぐために大きな役割を果たしていました。
本町の商人町からは、武家以外が大手橋を渡ることは許されていませんでした。庶民は、本町~中町~東町と女鳥羽川を迂回して善光寺街道を通ったそうです。
![昭和37年竣工の橋](https://hic-fudousan.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_20210530_062843_20210530080033.jpg)
![昭和37年竣工の橋](https://hic-fudousan.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_20210530_064513_20210530080023.jpg)
![昭和38年竣工の橋](https://hic-fudousan.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_20210530_065115_20210530080003.jpg)
![昭和38年竣工の橋](https://hic-fudousan.com/wp-content/uploads/2021/05/IMG_20210530_064125_20210530080027.jpg)
🏯 そんな橋は昭和30年代に現代風になった?
橋の竣工年月を見てみると、その多くが昭和36年~38年となっています。
その昔は車も走っていなかったので、人が通るための木製の端が架かっていたのでしょう。そして昭和30年代になって、古くなった橋が現代風のコンクリート製の橋に変わっていったと思われます。
あらためて橋を見ていると、何気に渡っていた橋がとてもありがたいものだと再認識します。向こう岸に行くのに川を下りて・・・何て考えるとそのありがたさを痛感する次第です。
女鳥羽川沿いには、まだまだ元気に営業しているお店がたくさんあります。まるも珈琲さんやおきな堂さんはその代表格とでもいいましょうか。
半弓というお店があって、7mの距離で弓道を楽しめるお店です。金~日の16:00~21:00の営業で、10射400円で合計点数を競うそうです。
たまにはふらりと立ち寄りたくなる、そんな気持ちになる日曜日の朝でした。