国や県、市といった公共機関の所有不動産が定期的に売却されています。

職員の寮や施設といった過去の産物の処分です。それなりのご身分の方々の専用の施設なんていうのも時々見かけます。

蟻ケ崎2丁目にある教職員の宿舎だった土地と建物
蟻ケ崎2丁目にある教職員の宿舎だった土地と建物
👫 どなたでも参加できます

入札の参加資格はありません。もっとも公共物ですので当たり前の話ですが・・・

最低売却価格も市場価格に比べて低めに設定されていますので、例えば自分で使用するためということで検討できればお買い得になる可能性は高いです。

登記費用仲介手数料といった費用も必要ないですし、ほぼ物件の価格相当の費用しかかかりません。

ただし、建物が老朽化している物がほとんどで、土地としての購入を検討される方が多いかと思います。そうなると建物の解体費用は必要となってきますので、それも含めて、資金が準備できるかどうかが問題となります。

最近では個人での参加も増えてきていますので、金融機関もローンの相談には乗ってくれるかと思います。

とは言え敷地もそこそこ広い物件が多いので、自分で使うには広すぎるとなると不要な支出とも言えますので、なかなかしっくりくる物件はないかもしれません。

👫 物件の公開から2ヵ月ほどで売却

公報やインターネットで物件が公表されてから、おおよそ2ヵ月で売却が決定されます。

まずは申込、その後に現地説明会の案内が届きます。順次行いますが他の方と予定が重なることもあります。

そして、入札(購入)価格の検討に入って、いざ開札(売却決定)となります。

私も何度か参加したことがありますが、開札はその場で発表されます。開札会場にいなくても後で通知が送られてきますが、ほとんどの方はリアルタイムで結果を聞きに出かけるのではないでしょうか。

最低売却価格以上の最高額を入れた方が落札となります。同額の場合にはくじ引きで決めます。

落札者がいなかった場合には持ち越しとなり、再度入札されるか、手を挙げた方に売却する随意契約となります。

落札者は10日以内に売買契約を結んで、1ヵ月後程度で代金の支払いをして無事、購入といった流れとなります。

とは言え、入札価格の検討や手続きははなかなかハードルが高いと思いますので、弊社ではそんな入札のお手伝いもいたします。気になる物件がございましたらお気軽にご相談ください。