先日、平屋建て住宅の新築を検討しているお客様にご来店いただき、実際に検討している土地にて打合せをさせていただきました。

協力会社の設計士も同席して、いくつかの間取りをご提案させていただきましたが、これといった結論には至りませんでした。

平屋建て住宅の間取り
🏡敷地の形状が制限されます

検討されている土地は弊社でも販売させていただいている土地なので、お越しになる前にある程度の間取りはご用意させていただいておりました。

その土地の間口(道路に接している長さ)は約10mで一般的な総二階建ての住宅であれば難なく収まります。

ただし平屋建てとなると、全ての居室を1階に配置しなければならなく、もちろん駐車場スペースも最低2台必要とのことで、これがなかなかすっきり収まらないのです。

間取りを横幅の広いものにすれば駐車場スペースは確保しやすいのですが、敷地の幅が限られているので、限界があります。かと言って、縦長の間取りを考えたりもしますが、そうすると日照や通風が限られた部屋でしか確保できずに、住み心地という面で満足のできる間取りにはなりません。

平屋建てには東西に幅の広い土地が理想だとは思いますが、なかなかぴったりくるものもなく、多くの分譲地も二階建てを想定した区画割になっているものです。

南側のスペースを確保するために南北に長い土地で、さらに東西の幅も広くとなると敷地面積が広大になってしまい、価格もその分高くなってしまいます。

🏡平屋建ては2LDKくらいの間取りが適当

通常の二階建てであれば、2階部分に配置されることが想定される寝室子供部屋までも、平屋建てであれば1階に収めなくてはならないので、どうしても妥協しなければならない場面が多くなります。

そうなると、寝室と子供部屋2部屋の3LDKとなると、それぞれの部屋をかなり窮屈にせざるを得ません。

ご相談に来られたお客様にはお子様が2人いらっしゃるので、まだ小さいとは言え、近い将来はそれぞれにお部屋が必要となってくるでしょう。

狭い部屋を配置したりと色々やってはみましたが、土地の形状からしても限界があるため、その日は結論に至らず、3LDKの平屋建てを想定した土地があればご紹介するということで、ご参考程度にてお帰りいただきました。

お子様には、用意してあったディズニーのDVDにはあまり興味を示してもらえませんでしたが、ソファーやフローリング床でプラレールの電車を走らせながらお待ちいただきました。

ご来店いただき、誠にありがとうございました。初来店につきTポイント1000Pプレゼントいたします!