新築住宅と比べて価格が安い中古住宅

価格も魅力的ですが、今では購入できないような好立地にあることもしばしば。数ある土地から、当時の方が厳選して購入した土地をそのまま利用できるというのも魅力のひとつではないかと思います。

今井中古再生住宅(外観)
🏠中古住宅を購入した方とのお話

中古住宅ですので、そのまま住むには住めますが、程度の差こそあれ、リフォームする方がほとんどです。DIYが趣味で、敢えて中古住宅を購入して自前のリフォームを楽しむという方もいます。

しかしながら、購入後の方々とお話する中で多かった感想が、予想以上に改修費用がかかったというご意見です。

結果的に新築住宅が建てられるくらいの費用がかかった、あるいは購入して間もなくして給湯機器やエアコンが故障したりと、購入した後のランニングコストが予想以上に必要だったという話も聞きます。

中古ですので、ある程度想定はされているかとは思いますが、住んでみて発生する問題は意外にあります。

内見の時には気にならなかった、汚れやキズ、劣化が気になり始めて、補修し出すと次から次に発見してしまってがっくりしたなんてことも。

特に家具等が置いてある状態で内見した場合などは、気を遣ってなかなか隠れている部分を見れなくて、結果的に想像以上に劣化していたなんてこともあるでしょう。

中古住宅を購入する場合には空っぽになった状態で内見することが望ましいですね。

🏠ある程度の覚悟は必要です

中古住宅ですので、後々費用がかかったり、汚れやキズ、劣化は致し方ないものですが、お金をかければ解決できる問題とも言えます。

物件を選ぶ際には後々後悔しないように、ある程度妥協できる範囲を明確にして、気になる箇所はしっかりと修繕していきたいですね。

一方、カビや湿気、季節の変わった時の環境などは、一度や二度の内見ではなかなかわからないところです。

物件の状態を建築に詳しい方に一緒に見ていただいたり、近所の方々のお話を聞くなどして、可能な限り下調べをして購入することをおすすめします。

ただ、あくまでも中古は中古です。購入すると決めた以上は築年数に伴う劣化などとはしっかり付き合っていくという覚悟も必要になると思います。

買取業者が改修して再販売している物件であれば、ある程度の不安は解消されますが、その分価格は高くなります。それでも立地が希望通りであれば、新築を建築するよりは少ない予算で購入できるかと思います。

物件によっては、瑕疵(欠陥)担保保険が付いていたり、後々のメンテナンスの安心材料もありますので、中古住宅購入で心配されることの多くは解消されるのではないでしょうか。

リフォーム済み中古再生住宅